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Mr. Self-Destruct

self104.exblog.jp

つれづれ

人の形をしたオブジェに絡まった
汚れた子供たちの手
見えないものは 見えないまま
このエピローグに似たものは
何年か前にもう 上映済みさ

頭の中ではテロリストの応酬
銃口に紙幣を詰めて
いらない思想は 増え続ける
このエピローグに似たものは
何年か前にもう 上映済みだ

君と同じだけの罪を背負って
あの船に乗り込もう
似たような結末の映画を
昨日 見たから
ほら 手を離さないで
複製されたラストシーンは
こんなにも美しい

水色のビードロを浮かべる
水色のビードロを浮かべた
甘いジェリービーンズのバスケット
悲劇をまぜて 一冊の絵本に

この場面を切り取って
エンドロールの後に
そっと貼り付けてみたよ
何度目かの終わりでも

忠誠ひとつで溺れしまえば
もう息は出来ないね
冷たいスープに顔をうずめて
僕らは祈った
このフィルムは千切れて
リセットされた世界の朝に
また産み落とされても

君と同じだけの罪を背負って
この船に乗り込んだ
似たような結末の映画を
一人 見ていた
もう 目を逸らせないよ
忘れられたラストシーンには
僕しか映ってない
# by Self-Destruct | 2012-05-19 02:50 | | Trackback | Comments(0)
朽ちた鉄のカーテン 太陽を拒んで 空を失う
選ぶしかない罪が ショーケースに陳列されて
どれを掴もう?

紙飛行機は沈んだ 壁紙にアヘンの蔦が絡まる
冷たくなった身体 のたまう過去の亡霊は
僕を正すよ

大きな十字架が首都に刺さる
空に落ちていく ビルと車
おもちゃの兵隊 小首をかしげ
熊のヌイグルミ 帽子が飛んだ

生きようとして生きている間は
気付けない事ばかりだね って
生きようとして生きている間は
楽しそうで 可哀想だね って

宛て先を無くす手紙 コートのなかで息を潜める
君の形をしてる君じゃないものが笑いかけて
どれを掴もう?
どれも掴みたくない

密かなパレードの列は続く
背の順の並び 同じ未来
信じて疑わない 革命家
胸のペンダント 写真が落ちた

生きようとして生きている間は
気付けない事ばかりだね って
生きようとして生きている間は
楽しそうで 可哀想だね って

利き手に掴んだ幸福は 泥まみれだ
目をこすってしまえば 何も見えないな
# by Self-Destruct | 2012-05-19 02:10 | | Trackback | Comments(0)
奇才ぶるセンチメンタル そこを満たすもの
突き刺さるティアドロップ ちょっと切れた指
適当な光に見蕩れるほど子供でもない と
日傘を差して 笑う 笑う 笑う

誰かのせいにしたい 風に掻き消されたい
サナギのなかで肥大 何故だか胸が痛い

どこにも終わりのない 書きかけの本みたい
サナギのなかの未来 名もない生命体

嫌いなものが少しだけ 増え過ぎた世界で
何人目かの新しい自分に着替えた
脱ぎ捨てたものが 背中を睨み付けてくる
「どこにいても 何をしても お前は僕だ」

借り物のブロッケンハート よくある言葉で
暗鬱たるハレルヤタウン 狂ったふりをした
適当な光で報われる法は知りたくない と
道化を真似て 笑う 笑う 笑う

垂れ流すヘイトスピーチ 無邪気な心も
降り注ぐエーテルレイン 溶けていくようで
適当な光のせいで同じ色に見えるから と
瞼を伏せて 笑う 笑う 笑う

誰のことも歌えない 怖がりな歌うたい
いつまでも変われない まだ足は動かない

違う色を見てみたい くだらない妥協 期待
ここから逃げ出したい そんなの自分次第

羽ばたく様を忘れてしまう その前に
羽ばたく様を忘れてしまう その前に
# by Self-Destruct | 2012-05-16 01:53 | | Trackback | Comments(0)
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